ここまで、1ケ月あたりの希望売上高と1ケ月あたりの支出額が把握できました。ここで設計士さんやデザイナーさんが作成した平面図(プラン図)の登場です。

1日あたりの希望売上高を座席数で割ってみましょう。1座席あたりの必要売上高が算出できます。

1日の目標売上が¥100,000-、座席数が24席としましょう。夜のみの営業であれば1席あたり\4,167-の単価で目標額に到達することが判ります。が、あくまで毎日満席になればという条件付きです。

一方でランチも営業するのであれば、昼と夜と座席数は24席×2で48席。だけどランチは売上の単価が下がりますから、その分ランチとディナーとで分けて算出すべきですし、ラーメン店等であればお客様は入れ替わり立ち代わりやってきますから、24席が2巡したり3巡したりすることもあります。その場合は席数を2倍したり3倍したりして算出するようにします。

このようにして作成されたプランで、希望の売り上げが実現可能かどうかを検証すること。
そして実現できそうな売り上げ高が、1ケ月に掛かる支出をカバーできるのかどうかを検討することで収益を予測できます。

実際には、常に座席が満席になることはありませんし、利益率も想定通りいくかはまだ分りませんが、少なくとも作成されたプラン図から収益予測を行ってから 物件の契約や工事の着手を決定するべきなのです。

弊社では、平面図(プラン図)が1枚あれば、そしてあなたの【ブランディング】の方向性をお聞かせいただければ、希望通りの収益が可能であるのかをより詳細に分析することが可能です。物件の契約を決定される前に、工事の着工を決定される前に、お気軽にご相談ください。