クライアントが求めているものは
私達が提供するものは設計図であり工事であるわけですが、クライアントが本当に欲しいものは設計図や工事では有りません。
クライアントとの打ち合わせの中で重視ししなければならないポイントは、クライアントのゴールはどこなのか?という視点です。クライアントにとってお店を構えることは【手段】であり、お店を構えて実現したいことが本来の目的【ゴール】となるのです。
【ゴール】が明確になれば、必要な売り場の面積や客席数などがおのずと固まってきますし、必要な設備の要件も明らかになります。物件の規模や予算もターゲットとなる枠が決まり、打ち合わせを重ねても意見がころころ変わってしまうことが無くなります。
プラン図のポテンシャルを検証する
クライアントとのプロジェクトを成功させるために解決しておくことがあります。それはクライアントの不安を和らげることとプラン図のポテンシャルを科学的に検証することです。
クライアントには多額の資金を投入するプロジェクトに対して、希望と不安が常に入り混じっています。私達はプロジェクトの方向性がブレることの無いようにプラン図のポテンシャルを科学的に検証しておく必要があります。
それはプラン図を元にした、売上予測と収益シミュレーションによって可能となります。
見込み通りの売上高が実現できるのか、収益はどのくらい実現できるのか、この点の評価をすることで、作成したプラン図のポテンシャルを科学的に立証することができ、それによってクライントの希望を高め不安を和らげることができると同時に、そのプラン図でプロジェクトを進めていくことに納得してもらえるか、判断を促すことができます。